クールパッドがレノボを超える端末シェア率 – 4月度中国国産端末販売量

赛诺(SINO Market Resarch)の発表した、2013年4月分の中国国内における2G及び3G端末の販売量によると、代表的な中国メーカーの販売に変化が出たとしている。サムスン、アップルの中国国内販売額は前月比で約1.3%の増収、中国メーカーはほとんどがマイナスとなったが、クールパッドが0.7%の増収で唯一プラスとなった。
また、クールパッドは4月の端末販売シェアを11.5%とし、中国メーカーで首位となった。以下、レノボが11.2%、ファーウェイとZTEがその後を追っている。

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4月度中国国内移動体端末販売シェア  資料来源・SINO MARKET RESARCH

SINO Marketing Reserchのデータによると、4月の中国全体(2G+3G)の規模は2792万台で前期比マイナス8.8%となった。前年同期比では44.7%の増加となった。
4月の外国ブランドシェア(サムスン・アップルその他)のシェア率は29%(+1.3%)、中国メーカーのシェア率は71%となっている。シェア一位のサムスンはシェアを1%増加させ18.8%、販売量は505万台に達している。

サムスンの広報によると、最新のギャラクシーS4の販売量は発売後、1ヶ月で1000万台を販売し、サムスン社歴史上最速の販売ペースとなっている。同時にノキアのLumiaシリーズ端末の発表に合わせて、普及版の超低価格携帯を販売し地盤を固めて復活に弾みを付けており、ノキアは前月比0.3%程シェアを伸ばした。

中国メーカーのシェア争いに変化、クールパッドが台頭
中国端末メーカーのシェア争いは激烈で、スペック競争、価格競争の激しい戦いが続いている。その中でもインテルと連携したレノボが、ハイエンドスマホK900を発売。ファーウェイも6.1インチの大型スクリーンスマホを発売。また、クールパッドも5インチクアッドコアのスマホを発売。5月にはネット直販サイトを立ち上げ、店頭売りと合わせてネットでの販売シェアも獲得する計画である。

ソース・PConline


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