25日にWebTechがレノボCEO・楊氏にインタビューを行った所、一年以内にアメリカのスマートフォン市場に参入する意向を示した。
レノボはPC部門での成功体験をアメリカで再現させたいと思っている。PC販売の方は現在も好調である。
楊氏によると、スマートフォンは新しいビジネスチャンスと捉えており、上場会社として業績向上を常に模索しているとの事。また、中核のPC部門の好調もありアメリカ進出について失敗は恐れていないと話した。スマートフォン市場への参入自体、他社に遅れをとってはいるものの、中国大陸では、サムスンに次ぐシェアを持っており、IDCのデータによると、中国でのシェア率は昨年で11%まで達しており、2004年時は僅か4%のシェアしか無かった。
レノボは去年から各国のスマートフォン市場への参入を進めており、インド、インドネシア、ロシアへ進出し、現在はアメリカへの進出を準備しており、その後はヨーロッパ市場への参入も検討している。
アメリカでは同社製品のYoga(タブレット型PC)の注目度が高いものの、携帯電話端末の知名度はまだまだ低く、レノボはスマホ市場をファッション産業(流行やおしゃれ要素の取込? )と位置付け、販売方法や営業力の強化に取り組むとしている。
PC部門方面については、2011年にドイツの電機メーカーMedion AGを買収し、2012年にはブラジルの電機メーカーCCEを買収。
買収により、強力な販売ルートを素早く構築する事を目標にし、合わせてネット直販部門にも力を入れており、直販による販売力強化を推進している。
ソース:TECHWEB