中国大陸(広東省)と香港共用プリペイドSIMを発売する中国聯通/China Unicomの「跨境王」に、新たにデータ専用SIMが登場した。
「跨境王」データ専用SIMは電話番号が付与されないタイプになり、3GBで299ドル、SIMカード開通後90日間の使用期間が設けられている。使い捨て方式なのでリチャージは出来ない。
データ通信はHSPA+接続で、最大速度は42Mbps(香港)・21Mbps(広東省)・ 使用可能エリアは香港全域と広東省(廣州市、深圳市、中山市、珠海市、佛山市、茂名市、肇慶市、惠州市、潮州市、汕頭市、湛江市、江門市、河源市、韶關市、東莞市、汕尾市、陽江市、梅州市、清遠市、揭陽市、雲浮市、英德市、台山市、開平市、普寧市、羅定市、高州市、高要市、鶴山市、信宜市、增城市、廉江市、恩平市、從化市、連州市、雷州市、樂昌市、陽春市、吳川市、興寧市、化州市、陸豐市、四會市、南雄市)となっている。
購入は香港内のChina Unicom、セブン-イレブン、OKストアなどで販売している。大陸でも販売しているが、大陸で購入した場合フェイスブック、ツイッターなどのSNSがブロックされている場合があるので注意が必要。香港で購入したSIMは基本的にブロックされないようだが、中国当局が規制を強めている可能性もある。時間を見つけて検証してみたい。
8月9日17時追記 人柱により深センからFB及びTWの接続が可能な事を確認した。広東省内だけだが、使い勝手が良いSIMカードとなりそうだ。