中国移動通信の第1四半期業績が低調

中国移動通信(China Mobile)が4月23日、第1四半期の業績を発表。
それによると、純利益は前年同期比でプラス0.3%と微増で、全通話分数は2.98%減少した。

china mobile rogo

SMS及びパケット通信量が増加
SMS(ショートメッセージ)の利用量は、2012年第4四半期の1826億通から1927億通で前期比5.5%増加。モバイルインターネット(パケット通信)の利用量は2012年第4四半期の4132億MBから今期2013年第1四半期は3826億MB(前期比マイナス7.4%)となったが、前年同期比(2012年第1四半期)では1.6倍の利用量増加となった。
微信等のインスタントメッセンジャーの利用が爆発的に増えているが、依然SMSを使うユーザーも存在している。総音声通話量は2012年第4四半期10703億分から、今期10375億分へとマイナス3%減となった。但し、前年同期比では3.9%増加した。利用者一人当たりの月間通話分数は503分から488分へ減少。

収益伸びず成長が鈍化
収益部門で見ると、2013年第1四半期の営業利益は1374億人民元で、前年同期比プラス5.7%の増収となったが、純利益は279億人民元で前年同期比0.3%の微増となっている。
(2012年同時期の純利益はプラス3.5%だった。)
回線の契約者数は、約7.26億人で昨年末に比べて加入者が1601万人増加し、
その内、約1.15億人が3G回線の契約者でこちらは昨年末に比べ2644万人増との事。
純利益の減少について中国移動の幹部は、販売促進等にコストがかかったと分析している。

ソース:PConline


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