市場調査会社カンター(KantarWorldpanel Com Tech)が調査した、2013年第1四半期のスマートフォンOSシェア率によると、AndroiOSが全世界で64.2%のスマホ端末に使用されていることがわかった。
主要9カ国(日・米・中・英・仏・独・伊・西・豪)での調査を元にした資料によると、日本市場はAndroidOSのシェア率が45.8%でトップのiOS 49.2%を下回った。その他OSの日本市場におけるシェア率は、RIM0.7%,Symbian0.2%,Windows0.3,その他3.7%となっている。
日本以外の国では、AndroidOSがiOSを上回っており、特にスペインは93.5%と圧倒的なシェア率増加となった。
Appleは過去12ヶ月間新製品を発表しておらず、アメリカでのシェアを43.7%まで下げた。その間、AndroidOSは1.4%シェアを伸ばし49.3%のシェアを獲得。RIM(ブラックベリー)は、BB10の発表で若干(0.7%から0.9)のシェア率増加になった。シンビアンは0.2%のシェア率で以前の勢いはない。WP(ウィンドウズフォーン)については、ノキアの注力により将来シェアを1.9%~5.6%程度までUPできるだろうと予想している。
カンターの分析によると、この先数ヶ月間はサムスンとHTCの新機種発売により、AndroidOSが更にシェアを伸ばすだろうと予測している。二社の新製品のプロモーション次第では、他社製品のシェアを更に脅かす可能性があるとしている。
ソース:Digital Sina