外観等の比較【酷派/CoolPad 7295】実機レビュー(1)



* ひょんなことから本機を入手できてうれしさのあまり昨日夜更かしをしてしまい、タイトルに機種名を入れることを失念してしまった。また本文の一部も修正前のままのものをアップしてしまったので修正。(7月19日 11:50)

以前から、デュアルSIMでクアッドコアAndroid端末で、尚且つ、低価格な中華スマホを探していた。と言うのも、短期の海外出張向けに便利な端末が無いかとの相談を受けたのが切っ掛けだった。デュアルコア端末で低価格はよくあるのだが、やはりこれから買うのであればクアッドコアは譲れないところ。そこで探してきたのがこの端末である。

先日の記事でも、中国国内売り上げの第三位に入った話をお伝えしたが、今回は1000元台の低価格で高性能な中華スマートフォンを製造販売する、酷派/CoolPad社の「Coolpad 7295」のレビューをお届けする。ちなみに中国聯通・チャイナユニコムによると、5月の中国の大型連休中にこのCoolpad 7295は3秒に1台売れたという。まさしく今中国で売れまくっているのが本製品である。

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まずはiPhone5との比較画像。5インチディスプレイを使用しており、iPhone5より約一回半程大きい。

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前面パネルはフラットな作りで、パネルと本体の境目も薄く精密に作られている。
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丸みを帯びた背面は前面パネルのフラット感を更に引きたせ、ツヤがある滑らかな表面は質の良さを印象つける。

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※画像をクリックして拡大

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裏フタを開けた所。交換可能な3000mAhの電池パックと2つのSIMスロット及びマイクロSDカードのスロットが確認できる。

片方はGSMのみ、もう片方はWCDMA/GSMスロットとなっている。例えば日本で普段使っているSIMをGSMに入れて、現地(中国等)の通話及びデーだ通信SIMをWCDMA/GSM側に入れることで、日本からの電話を受けつつ現地料金でデータ通信が使えてネットを利用することが可能だ。

割りと勘違いしている諸兄が多いが、日本のSIMカードをGSMに入れても電波を掴まないのでは?と思われるが、GSM方式は現在の日本で一般的に利用されているWCDMA方式のの下位互換システムなので、GSM側にSIMカードを入れてもGSM方式での利用が可能である。(ただし、通話2Gに限られるのでデータ通信速度は遅い。)。またもちろんのこと、GSM方式の国(日本と韓国以外のほぼ全世界)でのみ、GSM側のSIMカードは利用できる。

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iPhone5と重ねた時の大きさの比較

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※画像をクリックして拡大

次回は端末のUIやスペック、価格等の話をしたいと思う。

酷派/CoolPad 7295スペック
端末名:酷派/CoolPad 7295
販売開始:2013年03月
画面サイズ:5インチ
画面解像度:960×540(qHD)
画素密度:220ppi
SIMスロット:Dual(2つ・GSMとGSM/WCDMAスロット)
サポートバンド:GSM,WCDMA
サポートデータ通信方式:GPRS,EDGE,HSPA
サポート周波数:2G:GSM 900/1800/1900・3G:WCDMA 900/2100MHz
最大データ通信速度:HSDPA:21Mbps
端末色:白色,青色
サイズ:140x73x9.9mm
OS:Android OS 4.1
CPU:MediaTek MT6589 Quadcore 1.2GHz
GPU:Imagination PowerVR SGX544
RAM容量:1GB
ROM容量:4GB
MicroSD拡張:最大32GB
電池容量:2000mAh(交換可能)


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