ギャラクシーS4(四核版)を上回るスコア!Lenovo K900 ベンチマークリポート

世界初のIntel Atom A2580 CPUを搭載のレノボK900の実機ベンチマークがPConlineでリポートされていたので紹介したい。

Atom processorの新しい系列“CloverTrail+”。CloverTrail+はタブレット向けのCloverTrailをスマートフォン向けにチューンしたチップセット。1080p・30fps程度までの動画変換に対応したハードウェアアクセラレーションを搭載している。また、カメラにおいてもイメージプロセッサの強化により、最大1600万画素をサポート。パノラマ撮影、HDR撮影が基本機能として搭載されている。

グラフィックはPowerVR 544MP2を採用しており、現行製品のPowerVR SGX543の2倍の性能を発揮。グラフィック処理能力ではApple A5X CPUにも引けをとらない。

lenovo_k900_1 (1)

インテルはスマートフォンへのX86アーキテクチャ移植に成功し演算能力を飛躍的に向上させた。800MHzから2GHzへ瞬間加速させるリアルタイムクロックチューンシステムで電源消費をCPUクロックの調整で抑え、ユーザーに快適な操作性を提供する、独自のHyper-Threading技術を搭載している。

K900 Hardweare thumb
Lenovo K900 ハードウェア状況。

実際のコアはデュアルだが、ハイパースレッド対応の為、表示はQuad CoreでX86プロセッサと表示される。因みに、ギャラクシーS4はARMv7プロセッサ。(Quad Core版)

Lenovo K900の性能評価
K900 Benchimark_thumb

総合スコアは27130で、以前、同サイトが測定したギャラクシーS4のスコア27020を超えた。

K900_thumb

HTML5性能評価(左下)では、ギャラクシーS4をわずかに下回る結果となった。(S4のスコアはHTML5:1969、MATAL:1079)

左上・Multi Touch Tester
右上と左下・VELLALMO(ブラウザ性能評価アプリ)
右下・LINPACK(線形代数学・数値演算アプリ)

Lenovo K900 基本スペック
・電波 GSM850/900/1800/1900MHz WCDMA2100Mhz
・Size 157x78x6.9mm ・DryWeigh 162g
・OS Android4.2 ・IPS 1920×1080(FHDディスプレイ)
・CPU Intel Atom Z2580(2GHz・デュアルコア)
・2GB RAM/16GB ROM
・CMOS1300万画素カメラ(イン200万画素)
・2500mAhバッテリー
・サイズ157×78×6.9mm
・重量162g

使用感等は、当サイトでも実機を入手してテストをする予定である。
(買付代行・販売も開始する予定)

何よりケースが金属でギャラクシーS4より高級感があり、スペックの割にはコストパフォーマンスがよい。(ギャラクシーS4より数十%安い)メーカーもPC製造では信頼のあるレノボということもあり、サポート体制も整っている。

また、初のX86アーキテクチャを搭載したスマートフォンで、興味深い1台になると思われる。
(17 May 2013 追記※ツイッターからのご指摘で、初ではありませんでした。
管理人が記事を見落としておりまして、初搭載はRAZR iとの事でした。
訂正してお詫び申し上げます。)

ソース:PConline


LINEで送る
Bookmark this on Google Bookmarks
Share on LinkedIn

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>