華為/Huaweiと中国移動はチョモランマ(エベレスト)にアンテナ設備を建設すると発表した。世界最高峰でのTD-LTEネットワーク利用を可能にする。2008年にGSMアンテナ設備を建設して以来になる。
華為/Huaweiの無線ネットワーク部門責任者は、エベレストへのTD-LTEアンテナの建設について、4Gネットワークの普及における非常に重要なミッションだと話している。移動体通信設備の世界的サプライヤーとして、あらゆる場所で高速ブロードバンドを提供し利用者に満足を与えたい考えだ。
エベレストにはGSM波の利用はできるものの、大容量データの転送には衛星電話を利用するしかなく、以前、英国の登山家が衛星回線を使って、スマホからビデオ通話を成功させたが、限られた帯域幅での通話だったため画質等がよくなかった。中国移動TD-LTEがカバーされることによって、通信の質が格段に上がると共に、通信費用を抑えられるとしている。
ソース:PCOnline