WCDMA/TD-SCDMAでDual SIM・QualCore CPUのMTK「MT6582」が登場



4G向けのオクタコアCPU MT6592やMT6290等のハイエンドCPUを多く開発しているMTK/MediaTekだが、新たにミドルスペックのクアッドコア・デュアルSIMチップを開発している事がわかった。MTK手机網が伝えている。

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MT6582は、ARM 28nm Cortex-A7 Quad Core 1.3GHz、GPUはPower VR SGX544MPを搭載。カメラは背面1300万画素・前面800万画素をサポート。WCDMAとTD-SCDMAを同時待受出来るデュアルSIM対応CPUになっている。

現在、1000元端末向けに多く使用されている、MT6589よりも僅かだが性能が良い上にコストも抑えているが、画面解像度は最大qHDクラスまでのサポートとなっている。

ソース:MTK手机網


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联发科/Mediatekの8コア同時駆動CPU「MT6592」、11月から生産開始の可能性



PConlineが台湾の報道として伝えたところによると、台湾の半導体メーカー联发科/Mediatekは、2013年下半期にオクタコアCPU「MT6592」の生産を開始する可能性があるとしている。

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現状、三星/SamSung製のExynos 5410 Dual Quad Core CPUは擬似Octacoreとなっており、Cortex-A15とCortex-A7を切り替えながら使用しているので、実質、Quadcoreと変わりない。联发科/Mediatekが現在開発しているOctacore CPUはCortex-A7x2であるため、2つのQuadcoreが同時駆動する、完全なOctacore CPUになるとの事。

Octacore 「MT6592」 Octa-core Cortex-A7は28nmプロセス技術で製造され、最高駆動周波数は2GHzに達する。また、Cortex-A7低消費電力でありながら高性能であり、Antutuベンチマークでは、スコア30000に接近するだろうとし、Exynos5410の水準も超えるだろうとしている。

GPU性能や消費電力等スペックについて、まだ判明していない部分があるが、联发科/Mediatekは6月下旬より得意先へのプロモーション(営業)を開始しているとの情報もある。早ければ今年11月から量産を開始できるとしており、来年の第一四半期には「MT6592」CPUを搭載した端末が登場するかもしれないと伝えている。

ソース:Pconline


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