山根博士のお宅拝見!【現地レポート】番外編

今回は、いつもお世話になっている、携帯電話研究の第一人者・山根博士こと山根康宏氏のお宅に突撃訪問した模様をお届けする。(写真の建物は山根博士のお宅ではありません。)

7月の某日、自宅にてお仕事中のお忙しいところを承知で伺う。一階にはセキュリティがおり、勝手には入れないシステムなので、失礼を承知で下まで迎えに来てもらう。
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程なくして、博士宅前に到着。玄関を開けるとそこは足の踏み場の無いほどのケイタイ/スマートフォン端末類が転がる光景が広がっていた。
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OPPO Find 5の限定版・紅色を発見【現地レポート】華強北・電脳市場偵察

何か目新しいモノは無いかと、2週間ぶり深センへ偵察へ行ってきた。ホンハムからMTRを乗るときには大雨が降っていたが、跨境したら、雨は降っていなかった。
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昼過ぎからの偵察だったので、ひとまず食事をしてから行動を開始。最近は早くて安くて美味いローカルな食事どころを発見したので必ずそこに立ち寄るのだが(いずれ紹介したいと思う)、本日も相変わらずの大盛況。満腹になってからまずは最近の山寨機事情を確認するため山寨問屋の入ったビルを訪問するものの、特に目新しい物はなかった。最近は山寨機もスマートフォン化が進んでいるが、どれも似たような製品になってしまい特色を出せていない。

続けて次の目的、アクセサリー関連のビルに向かったが、途中でOPPOの直営店が目に止まった。
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【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(3)歩歩高/Vivo Xplay購入

苏宁/SUNINGを出て、近くの歩歩高 Vivoの直営店へ。Xplay X510wの購入モードに入る。
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店の看板に中国移動のロゴがあるので、もしやTD-SCDMA版しか無いのか?と、思ったが・・・聞いてみたらあっさりWCDMA版が出てきた。

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端末の電源を入れて、動作をチェック。合わせて外観にキズ等が入っていないかもくまなくチェック。傷が入っていれば別の端末を出してもらうのを忘れないように。OKであればお会計するが、店によってケースなどのおまけももらえることがあるので、遠慮無く聞くのが正解。(今回は右端のピンク色のケースを貰ったが、香港に戻った後、開封作業をしていたら裏面を覆うクリアカバーも付属で入っていた。)

ここで改めてスペック詳細を紹介しておく。
端末名・型式 歩歩高 vivo Xplay X510w
電波方式/GSMおよびWCDMA GSM 850/900/1800/1900MHz,WCDMA 2100MHz
パネル/5.7インチ1920X1080(FHD)/IPS/1600万色/386PPI
CPU/Qualcomm Snapdragon600(APQ8064T) 1.7GHz
メモリ/2GB RAM
ストレージ/16GBor32GB
SIMスロット/マイクロSIM挿入口1ヶ所
拡張SDスロット/なし
サイス/153.8×79.68×7.99mm
重量/187g
電池容量/3400mAh
OS/Android 4.2
カメラ/背面1300万画素(F値2.2)・前面500万画素広角レンズ仕様(最大画素数4160×3120)

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華為/Ascend Mateとの簡易比較写真。デザイン、雰囲気共に近いが、約一回り(半周りか?)くらい小さかった。

Vivo Xplay X510wの特徴は、なんといってもフルHDの5.7インチスクリーン。背面には上下にスピーカーが設置されていて、ステレオサウンド再生が可能だ。

そのステレオスピーカーをフルに活かすために、サウンドチップを三種類搭載。シーラス・ロジック社製のデジタルオーディオ製品向けステレオD/Aコンバータチップ「CS4398」と、24ビット、192 kHz非同期ステレオ・サンプル・レート・コンバータ「CS8422」、オペレーショナル・アンプリファイアモジュール「OPA2604」(増幅アンプ)を搭載していおり、最高の音質をXplayで楽しめるように設計されている。

また、マルチタスクウィンドウを搭載しており、画面の中に更に同じ画面を小型化して表示出来る他に、そのウインドウ内を操作できるUIを搭載している。

5.7インチの大型画面だと、対角まで指が届かないがマルチタスクウィンドウを利用すると、指が届く範囲までウインドウが縮小して表示され操作も可能なので、極端なことを言えば、この大きさの端末で片手操作が可能になる。

マルチタスクウィンドウの簡易チェック動画をYOUTUBEにUPしたので、見てもらえれば便利さがわかるかもしれない。

また、もう一つの特徴としてはスマートモーション機能が付いており、画面を触らずにスクリーン上で手を左右に振ると、画面もスクロールするゼスチャー機能も付いている。こちらはこの記事を書いている間に試すことが出来なかったが、週明けから改めてレビューをお届けする予定なので、そちらの方で詳細をお届けしたい。


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【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(2)量販店SUNING探索

多少後ろ髪を引かれながらも、華為/Huaweiフラッグシップショップを後にして、次の目的地、大手家電量販店のSUNINGへ向かう。ここには人気どころのメーカーブースがひしめき合っているので、路面店をハシゴせずとも端末のトレンドを探れるので非常に有用な場所だ。

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何度も来ているが、来るたびに規模の大きさを感じる。

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※画像をクリックして拡大

中華スマホメーカー各社のブースがズラッと並ぶ光景はなかなかのもの。どこから見ようか迷ってしまうが、落ち着いて店内を見回すと、前回来た時より若干区分けが変わっていた。一部改装したようだ。
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中でも目を引いたのは、こちらの先鋒/Pioneerのブース。以前より2~3倍ちかくスペースが広がり、エスカレーター近くの目立つ位置に移動していた。

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※画像をクリックして拡大

手に持っているのは、中国移動TD-SCDMAとGSMのデュアルSIM端末。価格も1000人民元を下回る価格でキャンペーンを張っていた。その他、ハイエンド端末も揃っている。

以前にも説明をしたが、中国PioneerはSUNINGが一部出資する企業であるため、Pioneer端末の販売には特に力を入れている。有名メーカー等が多く発売している、いわゆるハイエンド端末では勝ち目がないと悟っているのか、ミドル~ローエンド(入門用)端末を多く取り扱っていて、若者などに向けた、いわゆる1000元(人民元)スマホを販売している。日本ではcarrozzeriaブランドなどで知られており、カーオーディオやAV製品などでは老舗と言っても過言ではないのだが。今後も端末を出してくると思うが、Pioneerならではの携帯が出てくることを期待したい。

また、ブースを回ってて、増えてきてるなと感じたのは、女性向けセルフポートレートに特化した自己撮り性能が強い端末。背面のカメラより、前面(パネル側)カメラの性能を向上させた端末が多かった。数枚撮ってきたのでご覧頂きたい。

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※画像をクリックして拡大

左・前面に500万画素のカメラを配置した、朵唯/DOOV D8
右・前面にLEDフラッシュを搭載した、前面500万画素のカメラを搭載した端末、Vivo Y19t
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Vivo Y19tは前面に搭載しているLEDフラッシュが特徴的で、他の端末ではなかなか見当たらない。また、F2.2、広角レンズを使用しており、多人数をフレームに収めることが出来る。その他にもアプリ側で美白などの補正も行える。試し撮りした限り、明るく綺麗に写っていて興味が湧いたが、Vivoは今回Xplayを購入予定なので、別の機会に中華スマホサイト上のレビューを意訳してお伝えしたいと思っている。

【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(3)歩歩高/BBK Vivo Xplay購入に続く


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【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(1)華為/Huawei Ascend P6実機

7月に入ったので、そろそろ別の端末を・・・と思い付いたので、端末購入と量販店の偵察を兼ねて深センは電脳・携帯のメッカ華強北へ。

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まずは華強北駅から程近い、華為/Huaweiのフラッグシップショップへ。発売したばかりのAscend P6のホットモックを触ってきた。
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華為/Huawei Ascend P6
Huaweiが開発した、最新の超薄型端末。
先日、ロンドンにて華々しく発表されたフラッグシップ機

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※画像をクリックすると拡大

噂通りの超薄端末だが、なぜだか大きな驚きはなかった。最近は大型スクリーンで薄型が出ているからか、P6の手に収まるサイズになると、凄く薄い!という感じはしない。だが、細かい部分の仕上がりが良く、スクリーンも発色が良いなぁと感じた。

側面にスロットが2つあるが、片方はSIMカード、もう片方はSDカードスロットになる。別に発売されている、今回は聯通版(WCDMA)だったが、中国電信版(CDMA2000)の場合、なんとデュアルSIM仕様だとの事。(SDカードスロットがSIMスロットに変わる。別のSD拡張スロットは無い。)

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※画像をクリックして拡大

言語設定を開いたら、なんと日本語が選択できる。設定メニューも、管理人が運用中のAscend Mateと同じく完璧に日本語化されていた。写真を撮り忘れてしまったが、アプリなどのアイコン表示も日本語対応しているものもちゃんと表示されていた。

時間の関係で日本語入力等は確認出来なかったが、短時間で触った感想は動きも滑らかで悪くなく、Ascend Mateより滑らかさを感じた。外見の薄さよりUIの動きが良かったので、予算が合えば実機を購入したかったのだが、今回は敢え無く断念。次回の購入予定リストに追加し店を後にした。

【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(2)Suning大型量販店探索へ続く。

写真:2013年7月5日管理人撮影


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【現地レポート】華為 Ascend W2、上海展示の実機写真

ちゃいスマ特派員によるオリジナルレポート!

上海で開催されたMobile Asia Expo 2013の華為ブースに、未発表のAscend W2の実機がこっそりと展示されていた。誰でもいじれる状態で実機が公開されたのは今回が初めてである。

華為の2機種目となるWindows Phone端末であるAscend W2。画面は初代W1の4インチ800×480ピクセルから、4.3インチ1280×720ピクセルと大型化高詳細化されたためより使いやすくなった。(ツイッターでご指摘を戴き、背面のボードにWVGAと記載があるのを見落としていた。)

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展示されていたのはイエローとレッドの2色。NokiaのLumiaより落ち着いた色合い。なおW1は中国聯通(W-CDMA)版、中国電信(CDMA2000版)が中国では発売されたが、W2は今回は中国移動(TD-SCDMA)版が展示されていた。背面には中国移動のロゴも入っている。W-CDMA版のW2については現時点では未定。

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本体サイズはリーク情報では134×66.7×9.9mm、厚みはギリギリ1cmを切っている。

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中国ではデュアルSIMカード端末がほぼ標準化しているが、W2はWindows PhoneということもありシングルSIMカード仕様。なお電池カバーは交換式なので、あとから本体カラーを変えることもできる。

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W2の大きな特徴が、画面下のソフトキーのバックライトがタイルのカラーと同じになること。タイルのカラーを変更すると、ソフトキーのバックライトもその色になる。小さいこだわりだがなかなか面白い。

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撮影:2013年6月26日 上海国際博覧中心(SNIEC)


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