【実機レビュー】联想/Lenovo K900(4)カメラ編

今回は联想/Lenovo K900に搭載されている1300万画素カメラの性能・機能の一部を紹介したいと思う。

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K900の背面カメラは、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」(F1.8レンズ)を搭載しており多彩な撮影が可能だとしている。従来の表面照射型のデメリット部分を改善し、従来のセンサーより光感度が2倍になっているとの事。

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K900のカメラは1300万画素で最大4096×3072(4:3)での撮影が可能。ワイド(16:9)で撮影したい場合は、900万画素(9M)に下げての撮影が必要だ。(画像左)なお、動画は1920×1080(フルHD1080P)で撮影が可能。(画像右)

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F値が1.8のレンズでボケのテスト。まあまあ奥がボケてるのが解る。

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カメラの撮影モード。ファインダー上にメニューが表示されて、タッチすると選択される。連写モード・パノラマモード・夜景モード・逆光モード(HDRモード)・弱光モード・マクロモード等がある。

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管理人はHDRが大好きなので、ひとまずHDRモードで撮り比べてみる。通常(画像左)HDR(画像右)で変化しているのがわかると思う。iPhone5の処理速度に比べると、若干だが待ち時間を感じる。処理方法(一枚の画像をEV値の調整で処理する方式か明暗の違う複数枚を合成処理する方式)の違いだと思われる。

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パノラマモードのテスト。iPhoneと同じような感覚で撮影が可能。

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その他にも、ファインダー右下のマークから、特殊効果を選択することが出来る。

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画像左から、ミラー効果・スケッチ効果・魚眼レンズ効果。様々な効果を楽しめる。カメラを起動すると、オートフォーカス用のモーター駆動音が聞こえるが、メカチックな音が他の端末にない雰囲気を感じた。屋外などでは気にならない程度の音だった。連写スピードも最近のカメラよりはスムーズだった。通常で使う分では特に問題なく、コンデジでスナップを取る感覚で使用できた。

Lenovo K900レビューアーカイブ
【実機レビュー】联想/Lenovo K900(1)
【実機レビュー】联想/Lenovo K900(2)
【実機レビュー】联想/Lenovo K900(3)

联想/Lenovo K900は電脳中心買物隊の協力により、販売も行なっている。興味のある方は下記のリンクから見ることができる。
電脳中心買物隊・联想/Lenovo K900販売ページ


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【実機レビュー】先鋒/Pioneer E90w (2)

今回は先鋒/Pioneer E90wのUIを紹介したいと思う。

まずは起動画面およびホーム画面から。

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画面のレゾリューションが480×854(FWVGA)なので、正直なところ最新のハイエンド端末と比べると劣るが、この部分も端末の値段に組み込まれているので割りきって使うことができるだろう。起動画面後、ロック画面に変わる。ファーウェイのロックスクリーンに似たようなタイプになっている。右にフリックすると解除されて、ホームスクリーンに切り替わる。

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ホーム画面を左右にフリックすると、ウィジェット画面に切り替わる。(画層左)また、ウィジェット画面でタップ長押しでウィジェット類の追加や変更を行うことが出来る。(画像中央)ホーム画面下、真ん中の四角が4つ集まったマークを押すと、第二階層のアプリ画面に変わる。この辺りは一般的なAndroid端末と同じ作りになっているので解りやすいかもしれない。

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ダイヤルパッド画面と設定画面。画面下にデュアルSIM端末の特徴とも言える、SIMカードの切替ボタンが見える。(画像左)必要に応じで掛け別ける事が出来る。また、右の画像は設定画面。複雑なタブなどはなく、この画面のみの構成。言語が中国語になっているが、英語の設定もできる。More Locale 2での日本語化を試してみたが、英語に変化するのみで設定画面等も日本語にはならなかった。この場合、システム全体(特に電話機能)が不調になる可能性があるので、必要のない限りクリーンな状態にして使用するのをお勧めする。(この端末に限らず。)

日本語入力と表示

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日本語入力については、管理人がいつも使用するGoogle日本語入力をインストール。標準のアプリストアではGoogleと検索しても出てこないので、その他のストアを検索・導入して取得出来るだろう。使用に付いては無問題だった。また、標準ブラウザの日本語表示も特に問題なく、ファーウェイで使用しているフォントに似たような感じだった。

最後になるが、この端末も発売後間もないのか、ルートの奪取ができないのでGoogle Play等の導入が出来ていない状況だ。ルート奪取が確立され次第、改めて試みてレビューをしたいと思う。日本では発売されていないタイプの珍しい日本ブランドの端末なので、人と違ったケイタイを求めている人、ちょっと触ってみたいけど中華メーカーは電車で見られたら・・・・と、考えている方に、値段もリーズナブルな端末なので是非オススメしたい1台だ。

なお、この端末も電脳中心買物隊にて取り扱っているので、興味のある諸兄は覗いてもらえればと思う。

電脳中心買物隊・Pioneer E90w販売ページ


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【実機レビュー】先鋒/Pioneer E90w (1)

先日、深センで購入した内の1台。先鋒/Pioneerブランドだったので、気になって購入。今回はこれをレビューしたいと思う。

この端末は、中国家電大手のSuning(蘇寧電器)と先鋒/Pioneerの合弁会社により製造された端末である。Suning(蘇寧電器)は過去にもLaoxを買収したことがある企業で知られており、大陸で端末を販売するにあたり、日本ブランドで差別化を図って販売されている珍しい製品だ。スペック的にも期待できるのかな?と思ったが、ラインナップを見ると全体的にミドルエンド向けの製品が多い。価格にして約1000元から2000元の間だ。Pionnerは最近流行っている「1000元台スマホ」を購入する層をターゲットにした製品を多く出している。スペック的にはハイエンドより劣るものの、クアッドコアCPU、800万画素カメラは当たり前。先鋒/Pioneer以外の日本メーカーで中国で現地化して売られている製品は少ないので、日本人として★ちゃいスマ★でも応援したい端末。他の人とちょっと変わったスマホが使いたい!でも無名メーカーだとちょっと・・・と言う人にも良いかもしれない。しっかりしたメーカーの製品なので特に問題なく使うことができるだろう。

という訳で、まずは外箱と内容物から。

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前出のHuawei AscendやLenovoK900のような豪華な作りではなく、中国では極めて一般的なパターン。ローエンド、ミドルエンドモデルに多く見られるパッケージだが、それでも以前よりは丁寧な梱包になっていて値段とのバランスが取れている。また、AVメーカーらしく、カナル型イヤフォンが付いていて、音楽等を楽しむのには良い端末だ。

端末全景

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全体のサイズは147×77.2×9.9mm。表面はどのメーカーでもあるような一般的な形状のスクリーン。裏面の厚さは最浅部分で9.9mm、カメラレンズの突起部分を入れると厚さは約12mmとなっている。表面はピュアホワイトで透き通るような白が上質な仕上がり感が出ている。

裏蓋を開けた所

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御覧頂いて分かる通り、デュアルSIM端末なので2枚のSIMを入れることができるが、片側はGSMのみのSIMしか入れることが出来ない。ここで勘違いしている諸兄がいるかもしれないが、日本のキャリアのWCDMASIMでも、海外ローミングの場合GSMでの受信が可能だ。なので、デュアルSIM端末を利用する際は、GSM側に日本のSIM、WCDMA側に現地WCDMASIMを入れてやれば、ネットは現地の格安価格で利用する事が可能である。

iPhone5とのサイズ比較

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iPhone5と比べると、平面サイズは2回り大きい。大型だか、ぶ厚い印象はない。

全体的な印象としては予想以上の仕上がり感で、これで2000元を切っているとは思えない出来。裏蓋と本体の境目も丁寧に作りこまれていて、違和感は無かった。横幅はギャラクシーS3に近く、手の収まりが良かった。サイドモールはシルバーメッキだが、安っぽさは感じず、Huawei Ascend Mateのつや消しシルバーのサイドモールに比べると、管理人的にはコッチのメッキの方がスタイリッシュに感じた。

次回は、UIの検証や、日本語化についてレビューしたいと思う。


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【実機レビュー】Lenovo(联想) K900(3)フォトレビュー

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今回は、Lenovo K900のスリムでシャープなスタイルをフォトレビューとしてお届けする。

◆特徴的な金属光沢を全面に纏った背面の写真。

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背面のほとんどはステンレス製カバーで覆われ、特殊ねじで止められている。

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背面上下はステンレス鋼合金ポリカーボネートを使用。

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◆端末を握った時の感じ

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漆黒のスクリーンとシルバーフレームのシンプルなスタイルが高級感を演出。

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手に持つと、とにかく薄さを感じる。そして軽い。

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改めて、この金属光沢と薄さがこの端末の大きな魅力だと思った。管理人の友人数人に見せて、初めて見た時の印象を聞いてみたが、写真でみたよりも画面は大きく感じ、予想以上の薄さに思わず「これイイね」と言葉が漏れていた。握った時の幅についても意外に持ちやすく、ギャラクシーノートⅡの80.5mmよりも狭い78mmで、この点も見た目以上に意外感と衝撃を受けていた。

外観だけ見てもスタイリッシュでスリムな端末で、コアなガジェッターは物欲が爆発してしまいそうなかっこ良さ。合わせて中身も魅力的なスペックに仕上がっている。

Lenovo K900レビューアーカイブ
【実機レビュー】Lenovo(联想) K900(1)
【実機レビュー】Lenovo(联想) K900(2)

Lenovo K900は電脳中心買物隊の協力により、販売も行なっている。興味のある方は下記のリンクから見ることができる。
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【実機レビュー】Lenovo(联想) K900(2)

前回のK900第一回目レビューの反応が非常に大きく、気になっている諸兄方が多いと思われるので、引き続き超薄5.5インチスクリーン、Lenovo K900レビューをお届けしたいと思う。

まずは起動画面から。

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端末右側面のスリープボタンが電源になっていて、長押しすると振動はなく端末下部のハードキーが点灯。Lenovoのロゴが数十秒続いて、お馴染みインテルインサイドマークがいつものジングル(サウンドステッカー)と共に現れる。このロゴがあることで、この端末を所有する満足感を演出。このあと再度Lenovoのロゴが現れる。

ロック画面とホーム画面

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起動後、一番左側のロック画面に切り替わる。外観と合わせたシルバーのクローバーアイコンを角(外側)に向かってフリックするとショートカットアプリが起動する。右下のマークをフリックしてホーム画面へ。(左2番目)シンプルなホーム画面だが右にフリックするとウィジェット画面、左にフリックするとアプリ画面に切り替わる。画面下の四角と丸が組み合わさったホームマークを押すと、2階層目のアプリ画面へ。(画像左から3番目)ホーム画面でもそうであったが、アイコン自体、円形のものにカスタマイズされている。一番右端の画像は、2階層目でのスクロールアクションの様子。画面の切替、アクション等は非常にスムースな動きだった。

ブラウザのテスト

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レノボ標準のブラウザを試す。5.5インチのIPS液晶の解像度は1920×1080でフルHDに対応している。また、Pixel per Inchは400ppiを超しており、iPhone5を上回る高画質を実現。左はYahoo Japanのポータル画面、右はニュース部分を最大に拡大した画像。文字自体は非常にくっきりと表示されている。表示は綺麗なのだが、しっかりした日本語セットが入っていない。この辺はフォントのカスタマイズで改善可能かと思われる。

日本語入力

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メニューの日本語化だが、標準のLenovoマーケットではMore Locale 2が見つからなかった。USBで手持ちのAPKを直接インストールするも、発売当初のギャラクシーS4で日本語化が出来ないようなロケールロックが掛かっていた。ロケールについては、ギャラクシー方式で開放できるか調査中である。

日本語入力は標準のLenovoマーケットでGoogleで検索すると、かなり下の方に「Google日文入力」が出てくるので、これをインストールすれば日本語の入力が可能となる。「Google Japanese」で検索しても出てこないので、中文の打ち込み方法を知っている方は中文で「Google 日文」と入れてやればすぐ見つかると思われる。右はブラウザ上での日本語検索の様子。

カメラ性能

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ソニーのExmor Rセンサーを搭載した、1300万画素カメラの画像。カメラのF値は1.8を誇り、明るい画像が撮影可能だ。画像左はボケのテスト。その他機能として、カメラ自体でパノラマ撮影、夜間撮影、HDR撮影その他をサポート。今回はHDRを試してみた。画像真ん中が通常写真、画像右はHDR処理した写真である。右のビルの明暗や雲のコントラストの違いをお分かりいただけるだろうか?カメラはオートフォーカス対応で、フォーカス中はメカチックな作動音がジッジジジ・・・と小さく聞こえる。(管理人的にはガジェット魂を揺さぶるこの機械音が結構好きである。)が、街中では気にならないと思う。また、インカメラは200万画素だが、推定65°前後のビューアングルでセルフポートや仲間と撮影には便利だ。

最後にベンチマークテストの結果。

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一旦電源を落とし、クリーンブート後にAntutuでベンチマークテスト。以前、記事でお伝えしたとおり、手元の実機でもスコア27440を記録。グラフを御覧頂いてわかるように、ギャラクシーS4のスコアを越している。大きな差はRAM(左端グラフバー水色)の差が大きい。恐らく読み書き性能の差だと思われる。実際、使用しているとアプリの読み込み等は確かに早く感じた。画像右2つはデバイス及びシステム情報を表示。

現時点ではルートが取れていないが、近日中にツワモノが解鎖(ルート奪取)してくれるだろう。その際は、改めてメニューの日本語化とGoogle Playが導入できるかどうかテストをしてみる。アプリについては手動で日本語アプリをインストールできるのでAPKさえあればそんなに困らないかと思う。
それでも管理人はこのスタイルと薄さに所有欲、物欲を掻き立てられる。スペック的にも外観的にも他の端末にはない高級感、重厚感を感じる1台だ。

また、今回も電脳中心・買物隊の協力にて、このLevono K900を販売しているので、このレビューを見て気になる方は、販売ページも拝見いただければと思う。当サイトではK900について、ルート、日本語化その他アプリ情報などこの端末に関するレビューを追い続け、長期に渡ってお伝えしたいと思っている。

電脳中心買物隊・Lenovo K900の販売ページはこちら


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【実機レビュー】Lenovo(联想) K900(1)

レノボが本気を出して作った、フラッグシップモデルのK900。今回はこの1台をレビューする。

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外箱と同梱内容。
外箱は本体が入る箱とその箱を覆う、K900の抜き文字が目立つスライドケースで構成されている。つや消しの黒を基調とし、高級感と重厚感を演出している手の込んだ作りに感じた。

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iPhone5との比較。K900の厚さは6.9mm、iPhone5は7.6mm。5.5インチスクリーン。僅かだがK900の方が薄い。また、ボディは全体的にフラットで湾曲部分がなく、角の作り方がシャープ。全体のサイズは157x78x6.9mmとなっていてほぼ100人民元札と同じサイズ。

側面ボタンの配置は左側面にボリューム、右側面スリープボタンになっていて押し間違えが少ない。なお、SIMスロットは右側面で、マイクロSIM対応である。端末下側面はUSB挿入口になっている。なお、増設用のSDカードスロットはついていない。

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背面の画像。若干黒く写っているが、シルバーつや消しの金属調で仕上がっている。他の端末では見られない目立つスタイルでレノボのこだわりが垣間見える。背面全体を覆うケースは、メーカーによるとステンレス鋼合金ポリカーボネートを使用しているとの事。四つ角を特殊ねじで止めてある部分は恐らくステンレスと思われる。全体を覆うケースは表面のベゼルと一体となったデザインで角を強調していてまた、たわみ強度を出していると思われる。また、背面を開けることは出来ず、電池を交換することは出来ない。

一旦、手に取ると、前回リポートしたAscend Mateよりも横幅が少ないのと、厚さが薄いので男性の手にはすっぽり収まる。重量も162グラムとなっていて、大きさの割りにはAscend Mateより軽く感じた。

改めて薄さの比較。
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若干画像が見づらいが、iPhoneに比べ、明らかに薄いのがわかる。iPhoneは両面の角を面取りしてあって薄く見えるが、K900の方が更に薄い。iPhone5も当初は薄いと思っていたが、K900の薄さは中華スマホメーカーの技術が上がって来ている証かもしれない。

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iPhone5との画面サイズ比較。K900のスクリーンは5.5インチIPS液晶、1920×1080のFHDをサポートし、なんとピクセル数は401ppi。カバーグラスはゴリラグラス2を採用している。

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上方向、下方向からの薄さ比較。下方側面はiPhoneを意識しているのか、同じ配置になっているが、スピーカーは付いていない。K900のスピーカーは背面右下に位置している。

今回は簡単に概観をレビューしてみたが、とにかく薄い!の一言に尽きる印象。シンプルなデザインに近未来的感覚を覚えた。次回はオリジナルUIまわりと、日本語環境のレビューその他を行う予定である。

続きはこちら。
Lenovo K900 実機レビュー(2)


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【実機レビュー】Huawei(華為)Ascend Mate MT1-U06 (2)

昨日に引き続き、Huawei(華為)Ascend Mateの実機レビューをお届けしたいと思う。
まずは起動時のロゴ、ロック画面、ホーム画面から。

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左から、起動時のロゴ、ロック画面、ホーム画面。電源を数秒長押しすると、本体が振動し起動が開始。起動時間はおおよそ30秒前後。さほど長くはない。その後、ロック画面が表示されるが、サークル内のロックマークを任意の方向へフリックさせると、直接アプリが起動する。

日本語が綺麗に表示されているのにお気づきだろうか?特にフォントを追加したわけではなく、定番アプリのMore Locale 2にて日本語化を設定しただけである。

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ホーム画面から端末設定の画面に入る。スッキリとした印象で、分かりやすく構成されている。
UIはファーウェイオリジナルの「Emotion UI」を使用している。このUI、他の端末より単純に作られていて、iPhoneライクな操作感で比較的馴染みやすい印象を受けた。

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左からアプリストア検索結果、Google日本語入力を使った文字入力、グーグルプレイ画面

文字入力については、ファーフェイが提供するアプリストアにて、Google Japaneseで検索すると出てくるのでインストールして設定。画面が大きいのでフリック操作は若干手間取る。QWERTY入力の方が便利かもしれない。また、Google Playについてもアプリストアの検索にて出てくるので、それをインストールするとアイコンが追加され、起動すると日本語版で表示される。

マニアックな諸兄はお気づきだと思うが、この端末はわざわざゴニョゴニョすることなく日本語化に必須なシステムを導入することができる。

最後に定番アプリの安兔兔ベンチマークを実施してみた。

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ベンチマークの結果だが、極めて一般的なスコアになっているがモッサリ感はあまり感じられなかった。総合的なスコアはギャラクシー3に劣るものの、3D描画(グラフ緑色)のスコアがギャラクシー3よりも良い。CPUは海思K3V2クアッドコア、処理能力の高いGPUを搭載している。ただし、RAMが2GBのモデルと、1GBのモデルがあるので注意が必要だ。もちろんこのレビューで使用している端末は2GB RAMモデルである。

電池は4050mAhで、公称では2日程待機が可能だとの事。昨日、朝から通常使用(テザリング、ブラウザ、音楽など利用)してみたが、12時間起動して電池残は35%だった。また、音楽プレーヤーにはドルビーデジタルプラスコーデックが採用されていて、再生時に設定するだけで臨場感あふれるサウンドが広がる。(実際、管理人も使用してみたが、iPhoneに比べて音が良かった。)

今回、カメラの性能をお伝えできなかったが、ソニー製のセンサーを使用した800万画素で様々なシーンの撮影に対応したモードがあり、HDR撮影もサポートしている。このあたりは時間を見つけて改めてレビューしたいと思う。

また、今回の端末については、電脳中心買物隊の協力にて買物隊のサイトで購入することができる。
その際は、日本語化・Google Playを導入して出荷、バックアップ用に日本語化とGoogle Playアプリを入れたマイクロSDを同封。万一の際、工場出荷に戻しても、SDカードから読みこめば、素早く日本語環境が構築可能。

恐らく、日本でも発売する事を考慮されてシステムが組まれていると思われるが、この端末は当然SIMフリー端末でWCDMAを扱うキャリアのSIMなら、どの国のSIMでも使うことができる。

管理人も数日レビュー用に利用してみたが、兎に角大画面で操作性、視認性は良好。フェイスブック、ツイッターはもちろん、PDFで電子書籍等の読書もジャストサイズなので読みやすかった。Ascend Mateの大型画面で快適なスマホライフを検討してみてはいかがだろうか?

電脳中心買物隊・ちゃいスマ・レビュー端末販売ページ


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【実機レビュー】Huawei(華為)Ascend Mate MT1-U06 (1)

先日、深センで実機レビュー用に購入した3台の内、初めの1台として、Huawei Ascend Mateのレビューをお届けしたいと思う。

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まずは外箱と内容物のセット。
ごくごく一般的な内容になっていて、全体的な外観スタイルはなかなか良い作り。

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まず、簡単な比較と全体のスタイルから。Ascend Mateのサイズは163.5×85.7×9.9mmとなっており、iPhone5の7.6mmと比べると数字上では厚く感じるが、実際にiPhone5を重ねて比べてみると、背面がラウンド形状になっていて、さほど厚みを感じないデザインになっている。

電源とボリューム調整ボタンは端末右側・側面に配置されていて、慣れないせいもあってスリープボタンとボリュームボタンをよく間違えてしまった。どちらかを反対側に配置するほうが、見なくても操作が可能であり誤操作も少なくなると思った。

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背面の画像。
配色のラインナップは黒色と白色2種類。店頭で見比べた時、透き通るようなツヤの白に高級感を感じたので今回のチョイスとなった。現在ドコモで出ているAscend D2のサイドモールはプラスチック製だが、Ascend Mateのサイドモールはつや消しの金属で仕上げている。ミラー仕上げの方が良かったかと思ったが、逆にメッキの安っぽさがでる可能性があったのかもしれない。

見た目の大きさとは裏腹に、実際手にとって見ると、背面の丸みが手に程よく収まるし重量198グラムよりは軽く感じる。確かに手に余るのだが比較的薄型なので違和感を感じない。片手の操作は間違いなく落とすので、両手操作が必然となってくる。端末左側面には拡張用のマイクロSDを挿入できるカードスロットが見える。

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画面のサイズ比較。
Ascend Mateは6.1インチIPS液晶パネルを使用しており、カバーグラスはゴリラガラスを採用し、傷がつきにくい仕上げになっている。
iPhone5とくらべて、3回り以上も大きい。しかしながら9.9mmよりも薄く感じた。

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縦方向から重ねた厚さ比較。iPhone5とくらべてもそんなに厚さは感じなかった。
端末上方側面には左からイヤフォンプラグコネクタとSIMスロット(シングル)、ノイズキャンセラ用?のマイクが確認できる。

既にドコモからAscend D2が出ていて、この端末も日本向けに出る情報もあり、質の高い仕上がりを見る分には日本でもギャラクシーノートに代わって人気の出そうな雰囲気を感じた。

明日は、気になる中身(オリジナルUIの動作、必須アプリの作動状況)や、詳細スペックの解説などをお伝えしたいと思っている。ルート関連を調べていたら、なかなか興味深い仕様になっているのでそのあたりも伝える予定である。


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