工信部がキャリア間接続料を調整、聯通及び電信の接続料低下で利益増の可能性



中国の通信関係当局の工信部が通信3大キャリアに対して、ライセンス料及び相互接続両の見直し及び調整を計画していると、財経国家周刊が独占ニュースとして報じた。

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特に、相互接続料の改定は各社の業績に影響があるとの事。計画では、中国聯通(China Unicom)と中国電信(China Telecom)が中国移動(Mobile)に対して支払う通信接続料を、現在の1分当り0.06人民元から最大0.03人民元に引き下げる。これにより、中国移動(China Mobile)の収益率が-10%近く下落するが、中国聯通(China Unicom)及び中国電信(China Telecom)の収益率は+50%を超える可能性があるとしている。

これらは、9月18日に行われた、工信部電信管理局の相互接続費用及び市場競争調整政策研究報告書で述べられており、現在の通信市場でシェアが突出している中国移動(China Mobile)と、二社(China Unicom及びChina Telecom)とのバランスをとるために策定された。

この情報が報じられたことにより、香港株式市場に上場している中国聯通(00762/HK)と中国電信(00728/HK)の株価は後場で一段高の値を付けた。

ソース・TechWeb


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