市場調査・研究のIDCが発表した、最新の市場調査報告によると、タブレット型端末の出荷量が今年の第四4半期に初めて一般パソコン製品を超えると予想している。
詳細なデータを見ると、タブレット型端末の出荷量は今年の第四4半期には8410万台に達し、PC製品の8310万台とされている出荷量を超えると予想している。PC及びノートPC,スマートフォンやタブレット等の市場規模は前年に比べて28%拡大しており、現在の6224億米ドルから2015年には7351億米ドルを超えると予想。
スマートフォン、タブレット型端末に比べて、一般的なPC製品(デスクトップタイプ)などの販売量は前年比で10%下落していて、パケット通信が可能なスマートフォン、タブレットなどの製品に乗り換えるユーザーが増えており、事実、Apple、Google、Samsung等が安定した業績を残す一方で、HPやマイクロソフト、インテルなどノートPCやデスクトップ型を中心に生産・販売をしていたメーカーの販売量が落ち込んでいる。
IDCの指摘では、スマートフォン、タブレット型の製品は今後も出荷量が伸び続けるとしている。それにより、端末価格の下落も期待できると思われる。
ソース・腾讯科技