中華スマホのシェアがじわじわと伸びており、世界各国で販売実績を積み上げている。米国ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると、酷派が3G端末市場においてのシェアを伸ばしており、華為/HuaWei、中興/ZTEを超えて、サムスンを追いかける状況になっていると伝えた。
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華為/Huawei・中国移動TD-LTE基地局をエベレストに建設
華為/Huaweiと中国移動はチョモランマ(エベレスト)にアンテナ設備を建設すると発表した。世界最高峰でのTD-LTEネットワーク利用を可能にする。2008年にGSMアンテナ設備を建設して以来になる。
華為/Huaweiの無線ネットワーク部門責任者は、エベレストへのTD-LTEアンテナの建設について、4Gネットワークの普及における非常に重要なミッションだと話している。移動体通信設備の世界的サプライヤーとして、あらゆる場所で高速ブロードバンドを提供し利用者に満足を与えたい考えだ。
エベレストにはGSM波の利用はできるものの、大容量データの転送には衛星電話を利用するしかなく、以前、英国の登山家が衛星回線を使って、スマホからビデオ通話を成功させたが、限られた帯域幅での通話だったため画質等がよくなかった。中国移動TD-LTEがカバーされることによって、通信の質が格段に上がると共に、通信費用を抑えられるとしている。
ソース:PCOnline
联发科/Mediatekの8コア同時駆動CPU「MT6592」、11月から生産開始の可能性
PConlineが台湾の報道として伝えたところによると、台湾の半導体メーカー联发科/Mediatekは、2013年下半期にオクタコアCPU「MT6592」の生産を開始する可能性があるとしている。
現状、三星/SamSung製のExynos 5410 Dual Quad Core CPUは擬似Octacoreとなっており、Cortex-A15とCortex-A7を切り替えながら使用しているので、実質、Quadcoreと変わりない。联发科/Mediatekが現在開発しているOctacore CPUはCortex-A7x2であるため、2つのQuadcoreが同時駆動する、完全なOctacore CPUになるとの事。
Octacore 「MT6592」 Octa-core Cortex-A7は28nmプロセス技術で製造され、最高駆動周波数は2GHzに達する。また、Cortex-A7低消費電力でありながら高性能であり、Antutuベンチマークでは、スコア30000に接近するだろうとし、Exynos5410の水準も超えるだろうとしている。
GPU性能や消費電力等スペックについて、まだ判明していない部分があるが、联发科/Mediatekは6月下旬より得意先へのプロモーション(営業)を開始しているとの情報もある。早ければ今年11月から量産を開始できるとしており、来年の第一四半期には「MT6592」CPUを搭載した端末が登場するかもしれないと伝えている。
ソース:Pconline
OPPOのオンラインマーケット販売額、中国国内で10位に入る
最近発表された5月度電子商務市場調査によると、好調が続いているオンラインマーケットでの端末販売において、スマートフォン端末の製造販売を行なっているOPPO社が、中国国内でのオンライン販売額で10位にランクインした。PConlineが報じている。
端末製造メーカー各社、今年に入りオンラインマーケットの開設が続いているが、端末販売の多くは電話会社(キャリア)での販売が主流になっている。
調査データを見ると、オンラインマーケットで大成功を収めた小米/Xiaomiは相変わらずトップを維持しており、僅差でサムスンが追っているが、Galaxy S4の販売により、売上額が上昇する可能性もある。三位にはAppleが入っているが、売上額は大きくなく、iPhone一種類のみの販売が頭打ちを見せている。しかしながら、Appleのブランド力は強く常に上位に入っている。
スマホ製造の新興企業OPPOもキャリア販売に頼っていたが、大手のオンラインマーケットとの提携によりOPPO Find 5の販売の成功を収め、また、自社独自のオンラインマーケットでは、500人民元安く販売したFind5が即完売となり自社の販売記録を塗り替えた。
ソース:PConline
【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(2)量販店SUNING探索
多少後ろ髪を引かれながらも、華為/Huaweiフラッグシップショップを後にして、次の目的地、大手家電量販店のSUNINGへ向かう。ここには人気どころのメーカーブースがひしめき合っているので、路面店をハシゴせずとも端末のトレンドを探れるので非常に有用な場所だ。
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中華スマホメーカー各社のブースがズラッと並ぶ光景はなかなかのもの。どこから見ようか迷ってしまうが、落ち着いて店内を見回すと、前回来た時より若干区分けが変わっていた。一部改装したようだ。
中でも目を引いたのは、こちらの先鋒/Pioneerのブース。以前より2~3倍ちかくスペースが広がり、エスカレーター近くの目立つ位置に移動していた。
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手に持っているのは、中国移動TD-SCDMAとGSMのデュアルSIM端末。価格も1000人民元を下回る価格でキャンペーンを張っていた。その他、ハイエンド端末も揃っている。
以前にも説明をしたが、中国PioneerはSUNINGが一部出資する企業であるため、Pioneer端末の販売には特に力を入れている。有名メーカー等が多く発売している、いわゆるハイエンド端末では勝ち目がないと悟っているのか、ミドル~ローエンド(入門用)端末を多く取り扱っていて、若者などに向けた、いわゆる1000元(人民元)スマホを販売している。日本ではcarrozzeriaブランドなどで知られており、カーオーディオやAV製品などでは老舗と言っても過言ではないのだが。今後も端末を出してくると思うが、Pioneerならではの携帯が出てくることを期待したい。
また、ブースを回ってて、増えてきてるなと感じたのは、女性向けセルフポートレートに特化した自己撮り性能が強い端末。背面のカメラより、前面(パネル側)カメラの性能を向上させた端末が多かった。数枚撮ってきたのでご覧頂きたい。
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左・前面に500万画素のカメラを配置した、朵唯/DOOV D8
右・前面にLEDフラッシュを搭載した、前面500万画素のカメラを搭載した端末、Vivo Y19t
Vivo Y19tは前面に搭載しているLEDフラッシュが特徴的で、他の端末ではなかなか見当たらない。また、F2.2、広角レンズを使用しており、多人数をフレームに収めることが出来る。その他にもアプリ側で美白などの補正も行える。試し撮りした限り、明るく綺麗に写っていて興味が湧いたが、Vivoは今回Xplayを購入予定なので、別の機会に中華スマホサイト上のレビューを意訳してお伝えしたいと思っている。
【現地レポ】深セン華強北・電脳市場探索(3)歩歩高/BBK Vivo Xplay購入に続く
華為/Huawei Ascend Mateと三星/Samsung Galaxy Megaのスペック比較
今朝の広告に、三星/SamSung Galaxy Megaの広告が出ていたので、ふと思い華為/HuaWei Ascend Mateとの比較をしてみた。
左・華為/HuaWei Ascend Mate・右・三星/SamSung Galaxy Mega
スペック表と共に比較すると、画面サイズは6.3インチのGalaxy Megaに軍配。解像度はAscend Mateと同じで、画素密度になると、241ppiのAscend Mateの方が優れている。
端末の全体サイズはGalaxy Megaの方が縦横共にAscend Meteより大きいが、厚さはGalaxy Megaの方が薄い。CPUについては、Ascend Mateの1.5GHzクアッドコアに対して、三星は1.7GHzのデュアルコアCPUを搭載している。これは実際に端末を触ってみないと分からないが、Galaxy Megaのメインメモリ1.5GBという中途半端さがなんとなく気がかり。
また、電池容量の差が大きく、管理人が長期レポ用で使用中のAscend Mateは途中充電なしで、ほぼ一日(12時間以上)通常使用(テザリング、通話、ネット通信)ができている。Galaxy Megaの3200mAhが心細く感じるが、この辺はデュアルコアCPUで調整を図っているのだろうか?
公式サイトを参照して、持ち時間の数値を引っ張ってきてみた。
Ascend Mate 電池容量:4050 mAh
通話時間:最大23時間(3G)/ 50時間(2G)
待機時間:最大628時間(3G)/ 650時間(2G)
Galaxy Mega 電池容量:3200 mAh
通話時間 : 最大17時間(3G) / 26.5時間 (2G);
待機時間 : 最大675.5小時 (2G); 420小時 (3G); 390小時(I9205・4G)
上記のように、簡単な比較をしてみたが、管理人的には断然Ascend Mateをおすすめしたい。Galaxy MegaはこのスペックでAscend Mateよりも値段が高く、パフォーマンス的にも優れているわけではない事がわかった。
華為/HuaWei Ascend Mate MT1-U06レビューアーカイブ
華為/HuaWei Ascend Mate MT1-U06 (1)
華為/HuaWei Ascend Mate MT1-U06 (2)
華為/HuaWei Ascend Mate MT1-U06 動画レビュー (3)
華為/Ascend Mate MT1-U06は電脳中心買物隊の協力により、販売も行なっている。興味のある方は下記のリンクから見ることができる。
電脳中心買物隊・華為/Ascend Mate MT1-U06(2GB RAM版)販売ページ
小米/XiaoMi TVが3C認証通過 8月16日に発表か?
手机中国によると、発売間近の小米/XiaoMi TVが3C認証(CCC=中国国内における電子機器等の認証)を通過した。また、微博(Weibo)にて、本体背面のリーク画像も登場。
小米/XiaoMi TVの型式番号は「L47M1-AA」となっており、製造は「纬创资通(中山)有限公司临海分公司(Wistorn)」で作られているとのことである。サイズは47インチで1080pフルHDに対応。ドルビーおよびDTSが搭載されており、WIFI等で直接インターネットに接続することも可能。
発売日は8月16日の予定としているが、価格等は不明である。
ソース:手机中国
Softbankから聯想/Lenovo K900が登場か
先日からレビューをお届けしている管理人お気に入りの聯想/Lenovo K900だが、なんとソフトバンクから出るかもしれない。まずは画像をご覧頂きたい。
※画像をクリックして拡大
先日、中華版ROMから国際版ROMに書き換えたK900だが、Google Playが使えるようになったのでGmailアドレスを登録。その時は端末で直接ダウンロードしていたので気が付かなかったが、PCブラウザからGoogle Playにアクセスしてアプリをインストールしようとして登録端末を確認した際に発見。
何らかのエラーかもしれないが、先日LenovoとNECが日本で合弁事業を行うことを発表したばかりなので、もしかしたら本当に発売されるかもしれない。
7/2 18:50 追記:ツイッター情報では、ソフバンSIMを挿すと表示されるとの事。当方ではソフバンSIMは挿してはいないが、何らかのエラーで表示されている可能性があるので再度検証してみたい。
7/3 1:50 追記:再度ツイッター上のフォロワー様情報により、ガセって事が証明されたようです。管理人の検証不足により、皆様の心を躍らせてしまいまして、誠に申し訳ございません。お詫びして訂正致します。
OPPOのフラッグシップショップが北京にオープン
中華スマホメーカー各社のオンラインマーケット開設が相次いでいる中、OPPOが北京にフラッグシップショップをオープンさせた。ショップでは端末の実機を試したり、修理端末の受付など対面ならではのサービスを提供する。
新しいフラッグシップショップは、北京の豊台区の地下鉄「刘家窑駅」から近いところにオープン。開店記念のプロモーションとして、Find5、Ulike2、R809T、R815Tの購入者には抽選でOPPOオリジナルグッズやポータブルスピーカー、モバイルバッテリー等が当たる。また、微博(Weibo)でショップオープンのメッセージを受信すると50元割引券が当たる。
オンラインマーケットと合わせて対面接客型の店舗を作り、ユーザービリティの向上に力を入れている。
ソース:手机中国
小米/XiaoMiが2014年に北米進出か
中国でのスマホシェアを伸ばしている小米/XiaoMiが、2014年にも北米市場へ進出するとGIZCHINA.COMが伝えている。
小米/Xiaomiは自社開発のハイエンドスマホ端末を販売しており、最近の中国マーケットでは常にシェア上位に入っている。特に、他社に先駆けて展開したオンラインマーケットが予想以上の反響でシェア拡大の主翼を担っている。また、最近は香港および台湾市場への参入を果たし、中国以外でのブランド周知に力を入れている。
本年度中にも小米3やタブレット端末、また47インチの小米TV(スマートTV)を発表すると予想されており、北米進出までには数多くの小米製品をラインアップする予定だとしている。
ソース:GIZCHINA