【実機レビュー】Lenovo(联想) K900(2)

前回のK900第一回目レビューの反応が非常に大きく、気になっている諸兄方が多いと思われるので、引き続き超薄5.5インチスクリーン、Lenovo K900レビューをお届けしたいと思う。

まずは起動画面から。

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端末右側面のスリープボタンが電源になっていて、長押しすると振動はなく端末下部のハードキーが点灯。Lenovoのロゴが数十秒続いて、お馴染みインテルインサイドマークがいつものジングル(サウンドステッカー)と共に現れる。このロゴがあることで、この端末を所有する満足感を演出。このあと再度Lenovoのロゴが現れる。

ロック画面とホーム画面

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起動後、一番左側のロック画面に切り替わる。外観と合わせたシルバーのクローバーアイコンを角(外側)に向かってフリックするとショートカットアプリが起動する。右下のマークをフリックしてホーム画面へ。(左2番目)シンプルなホーム画面だが右にフリックするとウィジェット画面、左にフリックするとアプリ画面に切り替わる。画面下の四角と丸が組み合わさったホームマークを押すと、2階層目のアプリ画面へ。(画像左から3番目)ホーム画面でもそうであったが、アイコン自体、円形のものにカスタマイズされている。一番右端の画像は、2階層目でのスクロールアクションの様子。画面の切替、アクション等は非常にスムースな動きだった。

ブラウザのテスト

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レノボ標準のブラウザを試す。5.5インチのIPS液晶の解像度は1920×1080でフルHDに対応している。また、Pixel per Inchは400ppiを超しており、iPhone5を上回る高画質を実現。左はYahoo Japanのポータル画面、右はニュース部分を最大に拡大した画像。文字自体は非常にくっきりと表示されている。表示は綺麗なのだが、しっかりした日本語セットが入っていない。この辺はフォントのカスタマイズで改善可能かと思われる。

日本語入力

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メニューの日本語化だが、標準のLenovoマーケットではMore Locale 2が見つからなかった。USBで手持ちのAPKを直接インストールするも、発売当初のギャラクシーS4で日本語化が出来ないようなロケールロックが掛かっていた。ロケールについては、ギャラクシー方式で開放できるか調査中である。

日本語入力は標準のLenovoマーケットでGoogleで検索すると、かなり下の方に「Google日文入力」が出てくるので、これをインストールすれば日本語の入力が可能となる。「Google Japanese」で検索しても出てこないので、中文の打ち込み方法を知っている方は中文で「Google 日文」と入れてやればすぐ見つかると思われる。右はブラウザ上での日本語検索の様子。

カメラ性能

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ソニーのExmor Rセンサーを搭載した、1300万画素カメラの画像。カメラのF値は1.8を誇り、明るい画像が撮影可能だ。画像左はボケのテスト。その他機能として、カメラ自体でパノラマ撮影、夜間撮影、HDR撮影その他をサポート。今回はHDRを試してみた。画像真ん中が通常写真、画像右はHDR処理した写真である。右のビルの明暗や雲のコントラストの違いをお分かりいただけるだろうか?カメラはオートフォーカス対応で、フォーカス中はメカチックな作動音がジッジジジ・・・と小さく聞こえる。(管理人的にはガジェット魂を揺さぶるこの機械音が結構好きである。)が、街中では気にならないと思う。また、インカメラは200万画素だが、推定65°前後のビューアングルでセルフポートや仲間と撮影には便利だ。

最後にベンチマークテストの結果。

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一旦電源を落とし、クリーンブート後にAntutuでベンチマークテスト。以前、記事でお伝えしたとおり、手元の実機でもスコア27440を記録。グラフを御覧頂いてわかるように、ギャラクシーS4のスコアを越している。大きな差はRAM(左端グラフバー水色)の差が大きい。恐らく読み書き性能の差だと思われる。実際、使用しているとアプリの読み込み等は確かに早く感じた。画像右2つはデバイス及びシステム情報を表示。

現時点ではルートが取れていないが、近日中にツワモノが解鎖(ルート奪取)してくれるだろう。その際は、改めてメニューの日本語化とGoogle Playが導入できるかどうかテストをしてみる。アプリについては手動で日本語アプリをインストールできるのでAPKさえあればそんなに困らないかと思う。
それでも管理人はこのスタイルと薄さに所有欲、物欲を掻き立てられる。スペック的にも外観的にも他の端末にはない高級感、重厚感を感じる1台だ。

また、今回も電脳中心・買物隊の協力にて、このLevono K900を販売しているので、このレビューを見て気になる方は、販売ページも拝見いただければと思う。当サイトではK900について、ルート、日本語化その他アプリ情報などこの端末に関するレビューを追い続け、長期に渡ってお伝えしたいと思っている。

電脳中心買物隊・Lenovo K900の販売ページはこちら


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